ユニクロ鍍金とは、クロメート処理の中でも「光沢仕上げ」の事を指し、亜鉛メッキをした後にされる化成処理のことです。
この化成処理の事をクロメート加工とも言い、亜鉛メッキを酸化から守るための保護皮膜を形成する加工法です。
亜鉛メッキは主に鉄の防錆対策として広く用いられるメッキで、鉄の表面に亜鉛の被膜を形成します。
しかし、亜鉛には亜鉛自身が酸化されやすいという特性があるため、亜鉛を保護する処理加工方法としてクロメート処理が必要となるのです。
本来の名前は「光沢クロメート」ですが、United Chromium社の商標を語源とする「ユニクロ」や「ユニクロめっき」という言葉が一般的にも使われるようになってきました。
青銀白色(ブルー系)で光沢があり、外観はよいのだが、耐食性は有色クロメート皮膜等よりも劣ります。